2. 療育とは



2-1. どんな内容なの?
お子さまの発達の特徴に合わせて、苦手な部分を効果的に伸ばせるプログラムを、提案・実施させていただきます。プログラムは、臨床心理士・臨床発達心理士・言語聴覚士・保育士・療育スタッフなど、発達の専門家や障がい児保育の経験者が、お子さんに応じて検討します。また、保護者様と定期的に相談の時間を設け、ご家庭での対応の相談、幼稚園・保育園との連携方法など、一緒に考えていきます。


2-2. 言葉がなかなか出てこない。何をするの?
発達には段階があります。まずは、どの段階にあるのかを明確にし、プログラムを作成します。たとえば、言葉がなかなか出ないお子さまは、実物と名前が結びついていないのかもしれません。一例ですが、頭の中のイメージがたくさん広がっていくように、模倣(まねをする)やマッチング(同じものを選ぶ)という課題を提案したりします。もちろん、発達をバランスよく促せるように、また、苦手な課題ばかりにならないように、プログラムを組み合わせていきます。


2-3. 運動が上手にできない。何をするの?
上手にお遊戯ができない、高いところにのぼれない、すぐに転んでしまうといったお子さまは、身体のイメージがつかめていないことがあります。また、目と足、目と手といった2つの器官を上手に組み合わせて使うことが苦手な場合があります。体を上手に使えるように、また、それが、お箸や鉛筆などの細かな手先の動きにもつながっていくようにプログラムを提案していきます。グループで体を大きく使った活動や専門家によるリズム体操を取り入れたり、リズム体操のグループに参加することで、体の使い方が上手になっていくような支援を行っていきます。


2-4. お友だちと仲良くできない。何をするの?
「お友達のおもちゃがほしくて、無理やりとったり押したりしてしまう」といった行動がみられるお子さまは、お友達のおもちゃがほしいときにどうすればよいか知らないことがあります。そんなとき「押しちゃだめ」「仲良くしなきゃだめ」と叱っても、どうすればよいかを学ぶことはできません。プログラムの中では、大人が見守る中で遊んでもらい、「貸して」「いいよ」というやりとりを経験し、それができたことをほめられることで、お友達と仲良くするためのスキルを学んでいきます。「貸して」と言ったらいいんだとわかったお子さまは、お友達を押すことはなくなっていきます。


2-5. しつけがうまくできない。何度叱っても言うことを聞いてくれない。何をするの?
心理学の研究では、たくさんほめられたり注目してもらえたりした行動は増えていくという実験結果がでています。行動をなくすために叱っているつもりが、逆にその行動を増やしているということもあるそうです。だめなことを指摘するよりも、どうすればよいかを明確に提示し、それができたらほめるというかかわりが、適切な行動を効率よく増やしていくと言われています。親子ともに、なるべく負担が少なく、お子さまの良い行動が増えていく方法を、一緒に考えていきます。


2-6. 小学校でみんなと一緒にできるか不安。何をするの?
小学校の生活では、一斉指示に従うこと、集団のルールを理解すること、困った時に自分で助けを求める力など、さまざまな能力やスキルが必要になります。もちろん、療育プログラムの中で、小学校生活に必要な力を身につけられるように促していきますが、小学校生活でどんな困難さが予測されるか、どんな支援が必要かを一緒に考え、場合によっては事前に相談することを検討したり、小学校に情報を提供したりすることもできます。
 

療育についてもっと詳しく

専門的療育で心身に気がかりなところがあるお子さまを支援する「発達支援 つむぎ」では、お子さまの傾向に合わせた療育を行っております。保護者さまからのご相談は各ルームにて随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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